東北大金属材料研で講演しました
- 剛 西村
- 5月31日
- 読了時間: 2分
西村教授が、東北大学金属材料研究所で特別講演をしました。
5月28日に行われた第148回講演会で、「ワニはうなり、サルはなく -ヘリウム音声実験から探ることばの進化-」と題して講演しました。

東北大学金属材料研究所、略して、金研。
世界初の永久磁石・KS鋼で有名な本多光太郎が初代所長を務めた歴史ある研究所で、最近では100均でも売られているネオジウム磁石の開発などでも有名です。

ところで、なぜ、金属材料?
今回「も」、所長の佐々木孝彦先生にお誘いを受けました。2023年に国立大学附置研のシンポジウムがあり、そこでご指名を受けて講演をしました。全国の研究所・センターの研究者の研究をつらみ潰しに調べ上げられたそうで、イグノーベル賞に絡む研究がシンポの趣旨にピッタリだということで、お招きいただきました。
今回は、このブログ記事が、先生に刺さったようです。
金属材料はめっちゃくちゃ役にたつんです。でも、「役にたつ」ってなんだということを考えたいということで、金属材料とは対極にあるような私どもの研究をベースに講演しました。多く方々にご参加いただいてよかったです。ひじょうにレスポンスが良くて、ついつい話が脱線してしまいました。

その後、佐々木先生には研究所のご案内をいただきました。日本で初めて導入された液体ヘリウム製造装置や、現在稼働しているヘリウム液化装置・回収リサイクルなどを、ご紹介いただきました。佐々木先生は、ヘリウムも使った低温物質科学がご専門とのことで、ヘリウムつながりのご縁を感じました。
さて、佐々木先生にはもう一つミッションをいただいています。
日本物理学会が開催するオンライン物理講和で講演します。

こちらは、オンラインでリアルタイム配信されます。どなたでも申し込みいただけます。
お申し込みはこちらです。
東北大学金属材料科学研究所のホームページ: http://www.imr.tohoku.ac.jp