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3回生の楽しい演習

  • 2 時間前
  • 読了時間: 3分

3回生が新たに研究室に配属されてから、早いもので1ヶ月半が経過しました。さぞ楽しく充実した研究室生活を送られていることでしょう。そんな3回生の様子を、少し覗いてみましょう。


毎週金曜日は演習・実習の日です。

演習では、生物人類学の教科書を輪読して、内容をもとに、模擬授業をしてもらいます。教科書は「Laboratory Manual and Workbook for Biological Anthropology 2nd ed., Soluri KE & Agarwal SC, 2020」を使っています。アメリカの大学での授業で使われている教科書です。遺伝や進化の普遍的な原理から、ヒトの考古学、法医学、骨学、霊長類の行動学、など、多様なテーマについて学ぶことができます。この教科書、実はなんと、各章に演習トピックが用意されており、アクティブラーニングをすることができるのです。なんと先進的!自分で手を動かさねば思考も技術も身につかないし、何より話を聞いているだけでは眠くなってしまいます。普段の講義にも取り入れねばなりませんね、、、

日頃、大学で眠気と闘っている学生さん。この教科書を読み込んで、魅力的な授業をやってみましょう。ということで、座学はサラサラと済ませて、早速、アクティブラーニングに取り組みましょう!まずは、DNA抽出演習です!



今回は唾液からDNAを抽出します。食塩水で1分ほど口をゆすいで吐き出し、これに洗剤を入れることで、 細胞膜や核膜を壊します。最後に、食紅で色を付けたアルコールをそっと加えると、白くモヤモヤした糸状のものが見えてきます。これがDNAです。



写真ではわかりにくいですが、DNAの抽出に成功しました!中学校や高校でも実施される簡便な実験ですので、興味がある方はぜひ実践してみてください。


次の週は,進化の原理です。進化とは,「集団における遺伝的形質の頻度が世代を通じて変化すること」です。この章のアクティブラーニングでは,お菓子(某有名製菓メーカーのきのことたけのこの形をしたチョコレート菓子と、アポロ11号の司令船をモチーフにしたとかいうチョコ)を餌資源,食器(箸・スプーン・フォーク)を捕食者の外見的形質に見立て,資源を奪い合う実験を行いました。各試行後には,生き残ったお菓子をそれぞれ倍にして次の世代とし,再び同様の試行を繰り返しました。この過程を通じて,特定の形質を持つ個体が世代を通じて増減していく「進化」の仕組みを疑似的に体験しました。


当然、お菓子はみんなでおいしくいただきました。時折、「お菓子パーティーだ」「お菓子を食べるのがメインだよな」といった声が聞こえた気がしましたが、気のせいでしょう。甘い記憶が残る演習になりました。おいしかったなあ。



お菓子を食べつつ、あのアンタッチャブルな話題へと進んでいきます。そう、「きのこたけのこ論争」です。きのこ派とたけのこ派の対立の歴史は長いとかなんとか。2001年と2018年に行われた国民投票では、たけのこ派が2連勝していますので、日本国内ではたけのこの方が人気のようです。かくいう、寺田もたけのこ派です。納得の結果ですね。一方、海外ではきのこの山の方が人気なんだとか。研究室で他を寄せ付けない年齢を誇る御仁はきのこ派だそうです。さすが国際派。ちなみに、ラボ内ではきのこ派とたけのこ派が半々でした。


以上、笑顔の絶えない超ホワイト研究室こと、生物人類学研究室で過ごす3回生の金曜午前の様子をお届けしました。午後は実習です。春夏は、解剖です。頑張れー。


 
 

565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2   大阪大学大学院人間科学研究科

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