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ニュース・イベント
研究室に関係するニュースやイベントを紹介します。


テングザル論文の解説記事
西村教授らが昨年、論文出版したテングザルの鼻の研究に関する解説記事が、岩波書店の「科学」(2026年3月号)に掲載されました。 その名も「大きいだけではない! 声に個性をもたらすテングザルの鼻」。 私たちの研究の成果は、英語で書かれることがほとんどです。そうすることで、世界中の方々に読んでいただけるのですが、一方で、国内ではなかなか手に取ってもらえません。webで解説を書いても、なかなか検索してもらえないのが現状です。 こうして日本語での解説記事をお届けできるのは、貴重な機会です。 研究に至る背景や、論文では踏み込めない少し広めの議論も書いています。 お近くの図書館などでも定期購入しているかもしれません。ぜひ手に取っていただければと思います。 元になった論文: Yoshitani T, Miyazaki R, Seino S, Edamura K, Murata K, Matsuda I, Nishimura T*, Tokuda IT*. (2025) Individual vocal identity is enhanced by the
2月26日


科研費の研究会
西村教授が研究代表者を務める科学研究費の研究会を開催しました。 2024年度から5年間の計画で、基盤研究(A)「 ヒトの話しことばの声帯振動制御の霊長類的基盤に関する実験的研究 」を推進しています。2年目が終わろうとしています。これまで、半期に一度、研究班ごとに会議を行ってきましたが、今回は全ての研究分担者が中之島センターに一同に会しました。 この科研費では、1. サル類の摘出喉頭試料やモデル声帯を用いた吹鳴実験と、2. サル類の声帯振動・呼吸観測や神経電気生理・解剖学的実験の二つの班で研究を進めてきました。それぞれの二年間の研究概要や最新の研究成果が披露され、分担者間の理解が深まりました。 また、今回は、ゲストを招いて、サル類の動物福祉に関する最新状況や、鯨類の音声の機能形態、サル類の臀部の神経解剖・進化について講演いただきました。 さて、データも溜まったところですし、これからは分析や論文化により力を注いでいきます。がんばりましょー。 KAKEN データベース https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-P
2月23日


修論公聴会に臨みました🎤
1/26、27、30の三日間で行動学系の論文公聴会が開催されました。 公聴会とは、修士論文と博士論文が公の場で審査される会のことです。 この審査に合格してはじめて修士号・博士号が授与されることもあって、年度末の一大行事です。 生物人類からは、博士課程前期の有竹さんが修論公聴会に臨みました! 有竹さんの修論のタイトルは「ニホンザルの環椎肩甲筋の神経支配に関する解剖学的研究」 環椎肩甲筋とは、脊椎の一番上の環椎と肩甲骨とを結ぶ筋肉です。ニホンザルには、前環椎肩甲筋と後環椎肩甲筋という二つの筋肉があるのですが、ヒトでは前環椎肩甲筋が喪失したと考えられてきたました。なぜでしょう。 肩まわりの筋は、前肢を移動運動に使うサル類と、前肢が移動運動から解放されて操作・探索を主とする上肢として振る舞うヒトとでは、求められる機能が根本的に異なり、ゆえに筋の形や配置も二者間で異なるのです。 肩回りの筋、特に環椎肩甲筋に焦点を当てて、二足歩行の進化に伴って、その形と配置、そして機能がどのように変化したのかを解明することが、この研究の核心的な問いです。...
2月12日
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